#115
summarized by : Masanori YANO
LookOut: Diverse Multi-Future Prediction and Planning for Self-Driving

どんな論文か?

自動運転で、複数のエージェントの行動により複数の未来の状態が考えられる状況において、衝突の可能性を予期しつつ車輌が通るべき軌跡を推定する手法。
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新規性

CNNをバックボーンとしてLiDARデータと地図データから特徴抽出と物体検出を行い、オブジェクトごとのCNNと全体をまとめるGNNにより軌跡を推定するLOOKOUTを提案した。GNNの内部では、VAEのReparameterization Trickを活用してサンプリングを実現している。

結果

ATG4Dデータセットで評価を行い、衝突率などの指標で従来手法を上回る結果。

その他(なぜ通ったか?等)

説得力ある記述で新たなネットワーク構造を提案し、明確な性能向上を示したため通ったと考えられる。なお、著者の所属はWaabi、トロント大学及びGoogle Brainであるが「Uber ATG時代の研究」との記載がある。