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#25 #emnlp2019
summarized by : Katsuya Shimabukuro
概要
対話システムの応答生成のタスクにおいて、応答者のパーソナル情報が与えられていない状況でも、発話履歴を元に応答者のパーソナリティーを学習し、対話履歴に対して一貫性の高い応答を生成できる手法を提案。ベースラインと比較し、多様性があり応答者のパソナリティーを考慮した応答が生成できることを示した
新規性
過去の応答者の発話履歴から応答者の特徴量を潜在表現として獲得するVAEと、 対話履歴および実際のレスポンス、上記の潜在表現をもとにレスポンスを再構成する応答内容の潜在表現を獲得するVAEの2つでモデリング。また、VAEの潜在空間としてvon Mises-Fisher分布を使用し、生成される文の多様性が損なわれるKL-vanishingの解決を試みる
結果
Cornell Movie Dialogs CorpusとUbuntu Dialogue Corpusの2つで検証し、Embeddingベースのスコアで既存手法を大幅に上回り、多様性の指標では数倍〜数十倍の差をつけ、人間評価でも既存手法よりも良い評価を得た。また、von Mises-Fisher分布が性能向上に寄与することを示した。
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