summarized by : Katsuya Shimabukuro
Multi-Task Learning for Conversational Question Answering over a Large-Scale Knowledge Base

概要

10MB超の大規模なエンティティを持つKnowledge Baseを参照するマルチターンの質問応答タスクにて、複数のモジュールをJoint Learningで学習し、質問文を論理形式に変換する手法を提案。モジュール個別に学習する手法及びEnd2Endな手法を上回る性能を示した
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新規性

質問文を論理形式に書き換える際に、デコーダーの出力を、論理演算子、対話文への参照、Knowledge Baseのエンティティータイプおよび述語タイプ、を別クラスとして扱い、論理演算子以外のクラスが推定された場合は、識別器やポインターネットワークで最終的な出力を推定する。対話文への参照はEntity Detectionモジュールを別に用意しJoint Learningを行う

結果

CSQAデータセットにて、モジュール個別に学習する手法及びEnd2Endな手法と比較し、最終的な答えのF1で12ポイント以上上回る性能を示した。また、Entity Detectionモジュールにて、デコーダーで推定したエンティティータイプを使用することにより、全体の性能が9ポイント上昇しJoint Learningが有効であることを示した