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#108 #acl2020
summarized by : taichi murayama
概要
近年のフェイクニュース急増から,エコーチェンバー現象を軽減するための取り組みが多く行われている.こういった現状から,その人の主張に対して適切な反論を示す技術が重要である.
本研究では,特定のテキストに適切なカウンターテキストを探索するタスクとそれに適したデータセットを提案し,既存のモデルや手法でどの程度の探索が可能かを検証する.
新規性
特定のトピックに関する議論での特定の主張に対して,カウンターテキストを探索するというタスクと,そのためのデータセットを構築.
結果
適切なカウンターテキストを探索する実験で,既存の複数モデルや手法(BERTや相互情報量など)を用いて検証.BERTなどによるモデルでは精度が低く,最も精度が高いモデルは相互情報量やJensen-Shannon divergenceによるものが精度が高い結果となった.しかしながら,モデルによる精度よりも人間による評価が高く,難しいタスクである.
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