summarized by : taichi murayama
Agreement Prediction of Arguments in Cyber Argumentation for Detecting Stance Polarity and Intensity

概要

既存のユーザのスタンス予測問題では,2値 or 3値分類問題で行われることが多く,スタンスの強さなどの推定は同時に行われない. 本研究では,ネット上における議論サイトを対象に,ユーザのスタンス極性予測とスタンスの強さの予測を同時に行う新たなタスクを提案し,5つの既存モデルで精度検証を行った.
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新規性

スタンス極性予測とスタンスの強度予測を同時に行う新たなタスクを提案して,これらの2つのタスクが互いの精度を下げ合うような相反な関係のタスクでないかどうかを予測精度から推定した点.

結果

本研究のために作成したデータセットを用いてスタンス予測の精度検証を行ったところ,スタンスの強さの検出がスタンス分類の精度を低下させるわけではないという結果が得られた. この2つのタスクを同時に解くことは十分可能であることを示し,更に,投稿者に関する情報を加えることで更に精度が向上する可能性を示唆した.