#82
summarized by : Haruhi Shida
CODA: A Real-World Road Corner Case Dataset for Object Detection in Autonomous Driving

どんな論文か?

自動運転における物体検出のための,実環境道路コーナーケースデータセットであるCODAを提案.CODAはnuScene,KITTI,ONCEなどのデータセットを元に,COPGフレームワークを用いて作成されている.既存のデータセットで学習した検出器に,コーナーケースに対する頑健性がないことをCODAを使った実験ベースで示した.
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新規性

これまで評価することができなかった,コーナーケースに対する物体検出の精度を評価できるデータセットを新たに提供した.また,COPGというカメラやLidarなどのセンサーデータのみで構成される汎用的なパイプラインを用いて,効率的に多くのコーナーケースデータセットを作成することができることを示した.

結果

CODAを用いて,既存の物体検出器のコーナーケースに対する頑健性を評価指標mARで評価した.結果は画像の通りで,すべてのアーキテクチャの精度が下がった.このことからコーナーケースに頑健な物体検出器は未だ開発されていないことがわかった. また,COPGを用いることでコーナーケースデータセット作成時のアノテーションコストが90%削減された.

その他(なぜ通ったか?等)

【Github】 https://coda-dataset.github.io 【添付した写真】 CODAで既存の物体検出器を評価した結果.