#174
summarized by : Masanori YANO
Cascade Image Matting With Deformable Graph Refinement

どんな論文か?

画像切り抜きのタスクで、GNNを内部に組み込んだカスケード接続のネットワーク構造により性能を向上させた手法。
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新規性

特徴マップをグラフとみなしてGNNで近傍の情報を集約させる処理を、カスケード接続の次段へ進む手前に組み込んだCasDGRを提案した。カスケード接続の各段の入力は低解像度から高解像度へと変化し、接続部ではアップサンプリングしてから結合させている。

結果

Adobeの画像切り抜きデータセットの一部にCOCOとPASCAL VOCの一部を追加したデータセットで定量的及び定性的な評価を行い、従来手法を上回る結果。GNN部分をDeformable Convolutionに置き換えた比較でも、CasDGRは品質と推論速度の双方で上回る結果。

その他(なぜ通ったか?等)

画像切り抜きでは新しいネットワーク構造を提案したことと、性能の高さで通ったと考えられる。