#594
summarized by : 志田遥飛
Pyramid Grafting Network for One-Stage High Resolution Saliency Detection

どんな論文か?

物体検出タスクにおいて,高解像度の画像でも検出性能を維持するために「one - stage Pyramid Grafting Network」というニューラルネットワークを提案.また,高解像度画像の物体検出タスクの研究を推進するため4k画像を含む新しいデータセットUHRSDをあらたに提供.提案手法は既存手法が抱える「多段によるエラー継承」「多段が原因の時間コスト」を解決した.
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新規性

高解像度に対応した,物体検出手法を新しく提案した. 既存手法は,低解像度画像用に設計されたため,高解像度では精度が落ちるという矛盾が起こっていた.昨今の,スマートフォンやカメラの進化はめざましく,4kや8kといった画像が簡単に撮影できるようになり,物体検出手法で検出可能な解像度をすでに超えている. そのため,高解像度に対応した物体検出手法が必要だった.

結果

既存のデータセット + 新しく提案したデータセットでの両方で既存手法との比較実験をおこなった.最先端の手法よりも精度面で優れていること,定性比較で提案手法の有効性を示した.添付した画像では提案手法と,既存手法における物体検出精度の比較紹を介している

その他(なぜ通ったか?等)