#571
summarized by : Takahiro Suzuki
IFOR: Iterative Flow Minimization for Robotic Object Rearrangement

どんな論文か?

現在のシーンRGB画像と,目標シーンの画像を入力し,現在シーンから目標シーンになるようにロボットが物体を移動(並び替え)させる手順を生成する手法を提案している論文.従来では,目標状態の与え方として,状態表現や自然言語があったが,今回は,RGB-D画像にすることで,多くのシナリオに適用しやすくした.また,現在シーンから目標シーンへの物体移動をオプティカルフローで表現している.
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新規性

1.物体の再配置を計算する手法で,初めて多くのシナリオで導入しやすいRGB-D画像を入力とした.2.一般的に,オプティカルフローで計算される移動量は小さいが,提案手法では大きな移動量を持つオプティカルフローも計算できるようにした.

結果

人による定性評価では,従来手法のNeRPよりも再配置成功率が高いことを確認.また,定量評価では,ベースライン手法と比較し,位置姿勢のずれが小さくなっていることを確認.さらには,Ablation Studyにおいて,提案手法を構成しているモジュールが最適であることを確認.

その他(なぜ通ったか?等)