#481
summarized by : Takehiro Matsuda
Semantic-Aware Domain Generalized Segmentation

どんな論文か?

セグメンテーションにおけるsource(学習)とDomainが違うtarget(推論)データの場合に、学習時にtarget domainのデータを利用せずに認識性能が落ちないようなDomain Generalizationを提案する。
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新規性

Domain Adaptationと違い、学習時にtarget domainのデータを使わずに、Semantic-Aware Normalization(SAN)とSemantic-Aware Whitening(SAW)を導入しデータ分布を整理することでDomain違いに対する汎化性をもたせる。

結果

5つのデータセット:CGによるデータGTA5、SYNTHIA, 実世界画像データCityscapes, BDDS, Mapillaryのそれぞれで学習したモデルで別のデータセットを推論する実験を行い、mIoUで従来のGeneralization手法を上回る精度を得られた。

その他(なぜ通ったか?等)

学習時に得られているクラスごとのデータ分離性能をもたせたうえで、データ分布の汎化性をもたせている。セグメンテーションにおけるエンコーダとデコーダーの間に入れる形のため、導入しやすい。