#448
summarized by : Jun Kimata
Revisiting Temporal Alignment for Video Restoration

どんな論文か?

動画像に対する超解像などにおいて時間的な特徴を集約するために必要なアライメントを改善する論文. 再帰的にアライメントを順次行うような既存の手法に対して,それまでに作成したアライメントの修正が行えないという点を改善した. これによって長距離のアライメント間の対応がより正確に得られるようになった. また、ノンパラメトリックな再重み付けモジュールを提案し、アライメント精度と時間的整合性を同時に評価した.
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新規性

順次再帰的にアライメントを作成していくような手法にお言うて,それまでのアライメントを反復的に修正するモジュールであるIterative Alignment moduleを提案した. アライメントの精度と時間的整合性を高めるために,ノンパラメトリックな再重みづけ法であるAdaptive re-weightingを提案した.

結果

既存の様々な映像復元タスクにおいて最先端の性能を達成した. 例えば,REDSやVimeo-90Kというようなデータセットを用いた動画の超解像で精度や計算量の点で最先端手法に近いか超える性能を示している.

その他(なぜ通ったか?等)

反復させる部分は既にあるような考え方だったが,適用した部分が珍しかったので通ったのかなと思った.