#347
summarized by : Hirokatsu Kataoka
Contrastive Test-Time Adaptation

どんな論文か?

教師なしドメイン適応の中でも特別な場合のTest-time Adaptationの手法AdaContrastの提案論文である。AdaContrastではその名の通り、対照学習を想定している。弱いデータ拡張1画像と強いデータ拡張2画像を用意し、弱いデータ拡張画像は良質な擬似ラベルを保持するために用い、強いデータ拡張画像はMomentum Contrastでいうquery/keyの役割を果たす。

新規性

教師なしドメイン適応の新規手法を提案。概念的には、対照学習における擬似ラベルを良質に保つため入力画像にできる限り近い拡張画像を準備し、強い拡張により対照学習を実施する。

結果

特に、従来法であるSHOTとの比較により優位性を示している。全ての場面でよくなるわけではないが、VisDA-C/DomainNet-126において部分的に優れたスコアを叩き出している。

その他(なぜ通ったか?等)

GitHub: https: //github.com/DianCh/AdaContrast