#338
summarized by : 山田亮佑 (Ryosuke Yamada)
Backdoor Attacks on Self-Supervised Learning

どんな論文か?

最近の自己教師あり学習ではContrastive Learningを利用した学習手法が主流となっており,大量のラベルなし画像に対して特徴空間上のembeddingの距離に基づいて学習している, ここで,ある特定のカテゴリに対してbackdoor attacksを施した時に,既存の自己教師あり学習手法はrobusutに画像認識できるのかを検証する.
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新規性

従来,教師あり学習に関してはbackdoor attacksの検証はされていたが,自己教師あり学習に対しては検証されていなかった.昨今の自己教師あり学習手法は,ImageNet教師あり学習と同等の事前学習効果を発揮している.一方で,自己教師あり学習は大量の教師なし画像を学習に使用するため,attckerは容易にbackdoor attacksをすることが可能である.

結果

backdoor attacksを施した画像に対しては認識精度が下がる傾向にあった.さらに,Jigsaw やRotation等のPre-text taskよりもSimCLRやMoCo, BYOL等のContrastive Learning手法の方がbackdoor attacksの影響を受けやすい.

その他(なぜ通ったか?等)