#282
summarized by : Norikatsu Sumi
Estimating Egocentric 3D Human Pose in the Wild With External Weak Supervision

どんな論文か?

in the wildの環境において,Egocentric(以降,Ego)カメラで撮影した画像から,3Dポーズ推定をする論文.外部の射影RGBカメラも組み合わせて,疑似ラベリングした教師データから,Egoカメラ上での3D姿勢を学習させる.

新規性

(1)外部カメラから推定した3Dポーズを教師として,Ego視点のポーズを疑似ラベリングする手法. (2)Egoカメラの姿勢を,ORB-SLAM2で推定した後に,疑似ラベリングしたポーズとの誤差から,3Dポーズとカメラ姿勢を同時に最適化する目的関数. (3)EgoのSynthetic/In the wild,外部カメラの3つのドメインを統一して,学習するネットワーク構造.

結果

EgoPWデータセットで学習して,Mo2Cap2・先行研究Wangデータセットの2つをテストセットとして,MPJPEで評価した結果,PA-MPJPE:83.17[mm],BA-PJPE:64.33[mm]で,既存手法を20%以上,上回る性能を確認.

その他(なぜ通ったか?等)

https://people.mpi-inf.mpg.de/˜jianwang/projects/egopw(リンク切れ?) Ego画像の3Dポーズ推定を継続的にやってきている研究室が出している.データセット構築もしており,継続的な発展をしている.既存手法のコード・モデルを公開していないことは,結果の信憑性が気になる.