#248
summarized by : Hiroki Okawa
Real-Time Hyperspectral Imaging in Hardware via Trained Metasurface Encoders

どんな論文か?

メタサーフェスを用いてスナップショット可能な分光カメラを作成する。分光カメラは膨大なチャネル数のため、空間あるいは波長方向に走査する必要がある。この研究では波長情報を9チャネルまで圧縮する仕組みをHWで実装し、SWで復元することでスナップショット可能な分光カメラを開発した。さらに、圧縮されたデータからセマンティックセグメンテーションを実装し、分光画像データベースも作成した。
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新規性

分光画像の圧縮は様々な手法が挙げられているが、メタサーフェスを用いてHWで実装したことが大きい。さらに、圧縮による損失だけでなく、セマンティックセグメンテーションを用いて応用にも充分堪えることを示した。

結果

スペクトル復元でもセマンティックセグメンテーションでも先行研究に対して精度が優位に高いことを示した。

その他(なぜ通ったか?等)

9チャンネルマルチスペクトルで撮影した場合との比較がないが、HWで圧縮処理を実装したことが素晴らしい。