#183
summarized by : Anonymous
InfoNeRF: Ray Entropy Minimization for Few-Shot Neural Volume Rendering

どんな論文か?

少数視点画像によるNeRFの学習の際に生じる、再構成時の矛盾の緩和や、学習画像の視点にオーバーフィッティングしてしまうことを防ぐ手法。光線上の各点に対するエントロピー誤差、光線と近傍光線からの観測を整合させるために情報利得低減をするKL発散誤差を追加するだけなので,他のNeRFと統合して組み合わせることで精度が向上する
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新規性

学習視点不足による不整合を解消するために、光線上の点の透明度から算出されるエントロピーを光線エントロピー誤差として加えることで、透明度が低い点の影響を受けずノイズを観測することを抑えている。学習視点以外の光線にも利用可能である。 学習視点にオーバーフィッティングしてしまうことを防ぐために、光線と近傍の光線の観測結果を整合化させるKL発散誤差を加えることで未観測視点での汎化性能を向上させている。

結果

Realistic Synthetic 360◦(360度から撮影された合成シーン)で4視点から学習したDietNeRF,PixelNeRF,NeRFと比較して高精度  ZJU-MoCap(人物の動きを捉えたシーン)ではNeRFより高精度  DTU MVS Dataset (DTU)(類似したシーン)ではNeRFより高精度

その他(なぜ通ったか?等)

他の少数視点でのNeRFと統合しやすく精度向上が見られたことや、学習視点以外の光線も精度向上に使える点がおもしろい。