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#72
summarized by : Kzuma_Asano
どんな論文か?
Saliencyを利用して目立つオブジェクト(前景)の新たなディテクション手法,PAGE-Netを提案.従来の手法では物体のシルエットなどを完璧に捉えるようなことはできない(エッジがぼやけたりする).そこでアテンションマップを有効活用するネットワークをを提案することで,よりエッジがはっきりしたディテクションができるようになった.
新規性
1. pyramid attention modelを利用したsaliency 識別の提案
2. Saliency Object検出のためにSaliency Edge情報を利用した検出手法の提案
3. 6つのベンチマークで実験し,ベースラインよりも高い精度評価とリアルタイムで実行可能にした
結果
6つのデータセットと19の手法の組み合わせをほぼ全て試し,ほとんどの項目でSOTAを獲得.定性的に見ても従来手法に比べ,かなりエッジがしっかりしており,良い感じに見える.
その他(なぜ通ったか?等)
手法の有効性を示すために行った実験の量が圧倒的に多く,さらにほとんどの項目でSOTAを獲得している.非常に力の入った研究のため採択されたと考えられる.
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