#649
summarized by : Naoya Chiba
Learning Structure-And-Motion-Aware Rolling Shutter Correction

どんな論文か?

Rolling Shutter (RS)方式のカメラの画像を補正するための学習ベースの手法を提案し,補正及びSfMに利用.RS画像から一度Depth Mapを推定し三次元点にBack Projectionしてから,Global Shutter (GS)画像に補正する.このときDepth Mapの推定と同時にカメラの移動速度も推定する.
placeholder

新規性

二視点間の移動が並進のみの場合についての考察から,RSを用いたときに二視点の画像からそれぞれのカメラ位置を計算できないことを証明した.これはRSカメラを使用した場合にはSfMのみでは解を一意に決定できないことを意味するため,本論文のアプローチの妥当性を裏付ける.

結果

KITTIから合成したデータで学習.補正がうまくできていることをSOTAの手法と比較して検証した.実際のRS画像でも検証し,良好な結果を得ている.またRS画像に提案する補正を行うことで,SfMに利用した際に歪みを抑えられることも実験的に示した.

その他(なぜ通ったか?等)