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#615
summarized by : Shuhei M Yoshida
新規性
(1) 前景と背景を分離するため、ツーブランチのセグメンテーションネットワークを採用。それぞれのブランチで前景の確率と背景の確率を別々に予測する。
(2) 二つのブランチで予測した前景の確率(または1-背景の確率)を重みづけして足し合わせることで最終的な前景のセグメンテーションを得るが、その重みを学習により求める。これにより、前景と背景の境界領域でセグメンテーションの精度を高める。
結果
人物mattingにおいては比較手法を上回る高精度のmattingを得た。より難易度の高いComposition-1Kベンチマークでは、人手で作成したtrimapを用いる既存手法1つにわずかに及ばないが、それに匹敵する性能。
その他(なぜ通ったか?等)
ツーブランチにすることで境界領域の精度を高める仕組みが巧妙。
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