#288
summarized by : Anonymous
Large-Scale Interactive Object Segmentation With Human Annotators

どんな論文か?

OpenImages v5として公開された大規模セグメンテーションマスクデータセット作成に関する論文.モデルが出力したセグメンテーションマスクをアノテーターが修正するという,iterativeなsegmentationを行っている.まず,iterativeなsegmentationのタスク設計のため既存研究で提案された手法をシミュレーションで比較したのち,実際に2.5M枚のマスクを作成して公開.
placeholder

新規性

1. iterativeなsegmentationのタスク設定について,既存手法を広く比較して検討 2. 2.5M枚ものマスクを実際に作成し,公開 3. セグメンテーションマスクのクオリティを評価するための決定木ベースの手法を提案

結果

1. シミュレーションを用いたiterativeなsegmentationのタスク設計について,マスクの手法は領域の内部のクリックが良い,少しずつ修正をもらって何度もモデルを更新したほうが,大量の修正で一度にモデルを更新するよりもよい,等,細かい比較結果多数 2. 実際のアノテーションにおいて得られた,アノテーターの振る舞いなどが細かく報告されている

その他(なぜ通ったか?等)

実際に大規模(2.5M)なデータセットを作った,というだけで価値大.既存研究で提案された手法の比較や,アノテーターの振る舞いなども,実際にデータセットを作っているために説得力がある.論文も非常に読みやすい.,データセットを作る必要がある人にとって欲しいであろう情報が整理されて書かれている.interactiveなsegmentation手法そのものはcontributionとしてアピールせず.