#127
summarized by : yasud
Learning Parallax Attention for Stereo Image Super-Resolution

どんな論文か?

デュアルカメラの普及が進んでいるという背景の中、ステレオ画像ペアを用いて超解像を行うためのネットワークの提案と、そのタスクのためのデータセットを作ったという論文。
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新規性

既にステレオ画像の片方の持つ情報が超解像に効くということは示されているが、ステレオ画像感の視差が大きいことなどから汎用的なモデルはなかった。これに対して受容野を広げる目的のatrous convとres-block構造、エピポーラ線にそってアテンション構造を作ることで大きな視差でも使用可能なモデルを提案している。

結果

KITTI2012, KITTI2015およびFlickr1024という新しく作成したデータセットにて、単一画像からのSRを行うSRCNNや、ステレオ画像ペアを扱うStereoSRと比較を行っている。定量的かつ定性的に評価を行なっており、どちらの結果もSoTA。また、EDSRなどの8倍以上も大きなモデルとは比較を行っていない。

その他(なぜ通ったか?等)