#206
summarized by : Anonymous
Evolving Search Space for Neural Architecture Search

どんな論文か?

従来はNeural Architecture Searchでは専門家が設定した探索空間上で最適なネットワークを作成していたが、本研究ではその探索空間を進化戦略を利用してより自動的に最適なネットワークを構成することを目的としている。

新規性

進化戦略の手法と類似した過程を経る。具体的には探索空間から対象とするネットワーク構造を抽出し、最適化を実行する。次に最適化したものをパレートフロント領域に保持して、そこから精度の高いものから順番に選択する。選択したものと探索空間から新たに補充するというのを繰り返し実行して、最も精度の良いネットワーク構造を得るというものである。

結果

結果として、データセットをImageNetとして各種ネットワークモデルと性能比較を実施した。蒸留も枝刈りもしないネットワークで、従来のNueral Architecture Search及びハンドメイドで作られたネットワークよりも精度が向上し、さらに速度も333MFLOPSと最高性能を出している。

その他(なぜ通ったか?等)