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#185
summarized by : Masanori YANO
どんな論文か?
チャネル単位のアテンション機構で、GAP(Global Average Pooling)を周波数ドメインで一般化してアテンションをかける手法によりSENetを改変したネットワーク構造を提案し、性能向上を示した論文。
新規性
GAPは最も低い周波数コンポーネントの2次元DCTであることを証明し、チャネルをn個に分割して異なる周波数コンポーネントで2次元DCTを行うFcaNetを提案した。周波数コンポーネントの選び方は、低周波のみ選定するFcaNet-LF、評価結果から選定するFcaNet-TS及びNASで探索するFcaNet-NASの3種類を提案している。
結果
ImageNetデータセットで画像分類の評価を行い、計算量を増やすことなく精度では従来手法を上回る結果。COCOデータセットによる物体検出及びインスタンスセグメンテーションのバックボーンの評価でも同様の結果。
その他(なぜ通ったか?等)
GAPを一般化したアーキテクチャを示し、幅広い実験で効果を示したため通ったと考えられる。PyTorch実装( https://github.com/cfzd/FcaNet )が公開されている。
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