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#46
summarized by : Akihiro Nitta
どんな論文か?
航空画像から人や車を検知するタスクでは、画像に写る物体が (1) 小さく、(2) スパースかつ群れになって分布していることから、一般物体検知手法 (Faster-RCNN、YOLO、SSD) では物体検知が難しい。それらのデータの特徴を考慮した物体検知手法 ClusDet を提案。
新規性
画像中の物体がスパースかつ群れになって分布しているという仮定を置き、物体検知モデル ClusDet を作成した点。ClusDetは、CPNetによって人や車のクラスタを捉え、ScaleNetによりクラスタ内の物体のスケールを推定することで、それに続く DetecNetにて、入力画像の不要な箇所 (物体が全く存在しない箇所) の計算が必要なく、また物体のスケールの違いによる性能低下を防ぐ。
結果
航空画像データセット (VisDrone、UAVDT、DOTA) に対し、既存手法 (Faster R-CNN、FPN、RetinaNet) より AP を 1-5% 程度向上。
その他(なぜ通ったか?等)
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