#77
summarized by : Masanori YANO
KXNet: A Model-Driven Deep Neural Network for Blind Super-Resolution

どんな論文か?

画像の劣化過程が不明なブラインド超解像で、ぼかしカーネルを超解像の数理モデルに基づき推定し、画像変換を反復的に適用可能とした手法。
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新規性

ブラインド超解像のモデル化を行い、ぼかしカーネルを推定するK-Netと、推定されたカーネルで画像変換を行うX-Netで構成されるKXNetを提案した。出力された画像とカーネルを次の入力として、反復的な適用が可能。

結果

複数の合成データセットを使用し、PSNRとSSIMで定量的な評価を行い、全ての項目で従来手法を上回る結果。また、推論時間の評価と、現実世界の画像のデータセットによる定性的な評価でも、従来手法を上回る結果。

その他(なぜ通ったか?等)

ぼかしカーネルを推定するアプローチと、生成品質の高さで通ったと考えられる。PyTorch実装( https://github.com/jiahong-fu/KXNet )が公開されている。