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#56
summarized by : Masanori YANO
どんな論文か?
人物の検出と人物再同定(Person Re-Identification)を組み合わせた探索(Person Search)のタスクで、ターゲット側はラベルを使用せずにドメイン適応を行う手法。
新規性
2段階のHeadを使用するネットワーク構造で、ソースとターゲットどちらのドメインか判別する分類器を特徴マップと双方のHeadに差し込んでドメインの不一致に対応し、訓練を進めながらバウンディングボックスの動的なクラスタリングと候補の絞り込みを行うDAPSを提案した。
結果
バックボーンにResNet-50を使用し、CUHK-SYSUとPRWの2種類のデータセットで精度の評価を行い、DAPSはターゲット側のデータセットのラベルを使用せずに弱教師あり学習の従来手法を上回る結果。教師あり学習の最新の手法には及ばないものの、過去の一部の従来手法を上回る結果。
その他(なぜ通ったか?等)
ターゲット側のラベルを使わなくても高い検出性能を示したことで通ったと考えられる。PyTorch実装( https://github.com/caposerenity/DAPS )が公開されている。
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