#53
summarized by : Naoya Chiba
SQN: Weakly-Supervised Semantic Segmentation of Large-Scale 3D Point Clouds

どんな論文か?

三次元点群に対してスパースなラベルから密なセマンティックセグメンテーションを学習する弱教師あり学習手法SQNの提案.これまでに提案されてきた手法の問題点(現実的なシナリオに即していない,複雑な学習や前処理・後処理を必要とする,leakageがあるなど)を指摘し,シンプルで大規模な点群に適用できる手法を提案した.
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新規性

現実的に大規模な点群に適応できるシナリオ設定・手法の提案となっている.提案法はスパースにラベル付けされた三次元点群を入力として,クエリ点に対応した局所領域を段階的に広げたマルチスケールな特徴抽出とShared MLPによるシンプルなネットワークとなっており,ラベル付けされた点をクエリした際のネットワーク出力とのロスで学習する.

結果

S3DIS,ScanNet,Semantic3D,SensatUrban,Toronto3D,DALES,SemanticKITTIで検証.既存のフルな教師あり学習と比較してもそれほど遜色なく,弱教師あり学習としては優れた性能を達成.ラベリングにかかるコストを現実的に見積もっており,このシナリオでの弱教師あり学習の有用性を確認している.

その他(なぜ通ったか?等)