#273
summarized by : Naoya Chiba
R2L: Distilling Neural Radiance Field to Neural Light Field for Efficient Novel View Synthesis

どんな論文か?

Neural Light Field (NeLF)の提案.ラジエンスではなくライトフィールド(光線の位置・方向に対応した輝度値)を直接記述するため,Volume Renderingのためのサンプリングを行わずに高速にレンダリングができ,推論される画像の品質も高い.直接ライトフィールドの学習を行うのは難しいため,学習済みのNeRFから蒸留し学習する.
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新規性

ライトフィールドを学習するために一旦NeRFを学習し任意視点での画像(すなわちあらゆる光線に対応した輝度)を生成し学習に用いる.さらにニューラルネットワークによるライトフィールドの記述に適したモデルとして,光線上でのサンプル点の羅列による光線の記述と残差接続・スキップ接続を用いた深いネットワークを用いる.

結果

NeRFデータセットとDONeRFデータセットで検証し,元にするNeRFに加えて実データでも学習することでNeRFを超える品質の画像を高速に(各画素に対して一回のforward計算で)生成できた.

その他(なぜ通ったか?等)