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#10
summarized by : Haruhi Shida
どんな論文か?
Lidar点群を用いた屋外シーン理解のためのラベル効率の良いセマンティックセグメンテーションパイプライン LESSを提案する最初の論文.提案手法は,屋外シーンに存在するジオメトリックパターンを利用した事前処理で人手によるアノテーションのコストを減らすことに成功.人間のアノテーション量を最小化しつつ,高いパフォーマンスを達成することに成功した.
新規性
それまでの研究が屋内シーンや3Dオブジェクトパーツに焦点を当てているのに対して,本研究では屋外シーンで有効な手法を検討している点.提案した手法は,既存の複雑な手法と異なりほぼすべての3Dセマンティックセグメンテーションバックボーンに適用することができる
結果
SemanticKITTIとnuScenesデータセットで評価(添付した画像を参照)
0.1%の人手によるアノテーションのみで,既存の100%教師手法と競争力のある結果を達成した.
その他(なぜ通ったか?等)
【なぜ通ったのか?】
アノテーションコストが非常に高い3Dセマンティックセグメンテーションにおいて,人間のアノテーション量を最小化しつつ,高いパフォーマンスを達成することに成功しているから.
【感想】
幾何学パターンを用いてヒューリスティックな事前セグメンテーションを行いラベリングを効率化する手法が興味深かった.
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