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#215
summarized by : Masanori YANO
どんな論文か?
複数のカメラに映った人物を識別する人物再同定(Person Re-Identification)のタスクで、バウンディングボックスに複数の人物が映り込んでいる場合でも、干渉を抑える手法。
新規性
クエリ画像に合わせたアテンションをかけるQGABを組み込み、アテンションをチャネル方向に最大プーリングしたマップの距離学習を行い複数の人物を区別するMPSLを損失関数に用いるPISNetを提案した。
結果
PRW及びCUHK-SYSUのデータセットから、複数の人物が映り込んだ画像を自ら選んだ派生データセットで比較を行い、既存手法を上回る結果。Market-1501及びDukeMTMC-reIDのデータセットでも、既存手法と比較して全く遜色ない結果。
その他(なぜ通ったか?等)
現実世界に即した課題設定に対し、アテンション機構を活用した提案手法は明確で、かつ自作したデータセットを含む実験により有効性を示したため通ったと考えられる。
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