#195
summarized by : Masanori YANO
Rethinking Bottleneck Structure for Efficient Mobile Network Design

どんな論文か?

MobileNetV2で使用されているInverted Residual Blockのボトルネック構造の再考により、モバイル向けCNNで性能が向上する構造を確認した。
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新規性

画像の空間方向の特徴表現を獲得するために、Inverted Residual Blockに含まれるDepthwise畳み込みを追加し、1×1畳み込み(Pointwise畳み込み)の前後に挟み込むSandglass Blockを提案した。

結果

Sandglass Blockを適用したMobileNeXtは、ImageNetによる画像分類で、パラメータ数や演算回数を増大させずにMobileNetV2を上回るTop-1正解率。また、MobileNeXtをバックボーンとしたSSDLiteによるPascal VOC 2007の物体検出や、微分可能なNASのDARTSの探索空間にSandglass Blockを追加した探索でも性能が向上する結果。

その他(なぜ通ったか?等)

ベースラインのMobileNetV2を一貫して上回る性能で、Sandglass Blockの有効性を示したため通ったと考えられる。