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#185
summarized by : Masanori YANO
どんな論文か?
アンカーフリーの物体検出では、確信度が最大でもバウンディングボックスの位置が不完全で、図の点線のように正解と合わない傾向がある問題に対し、バウンディングボックスの候補を再構成するモジュールを組み込んだ物体検出の手法。
新規性
バウンディングボックスの候補を縦横で分解し、組み換えて再構成するD&Rモジュールと、ピクセル単位で物体の存在の有無を識別するSemantic Consistencyモジュールを組み込んだDDBNetを提案した。
結果
COCOデータセットで、ImageNet Pre-trainedでレイヤー数101のResNet及びResNeXtをバックボーンに使用し、FCOSで提案された手法も取り入れた場合は、FCOSを含む既存手法よりも高い精度。
その他(なぜ通ったか?等)
課題設定が明確で、ベースラインからの性能向上をAblation Studyで確認でき、かつアンカーフリーの物体検出に汎用なモジュールとして提案しているため通ったと考えられる。
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