#164
summarized by : Teppei Kurita
Polarized Optical-Flow Gyroscope

どんな論文か?

偏光を考慮したOptical Flowの一般化。
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新規性

カメラに単純に偏光フィルタをつけるだけで、軸方向の回転に従い物体方位角の変化があることを利用しテクスチャがない領域でもOptical Flowを精度よく算出できる場合があることを発見したことが新規性。カメラを回転させない場合、従来のOptical Flow式に縮退化される。

結果

実写での実験で広い範囲の角度にわたって(大きな角度でも)良好なパフォーマンスを示すことを確認。割とユースケースにLimitationはあり、シーンが高い偏光度を持ち、空間的な特徴が少なく、低解像度かつ高いSNRのカメラだと有効に働く可能性が高いとのこと。

その他(なぜ通ったか?等)

一般的なOptical Flowの概念を理論的に拡張しているところがExciting。式には偏光度と方位角等が出てくるが直接それらの情報を観測するわけではなく、あくまでも観測されるのは偏光フィルタを通して得られた輝度値のみ。