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#626
summarized by : Godel
どんな論文か?
イベントカメラとフレームカメラを用いたDirect法によるVisual Odometry(VO)のEDSを提案。
フレーム間のカメラの動きをイベントデータによる輝度的な増分で補完する問題を定式化。
既存のイベントカメラのみのVOを凌駕する性能であり、かつ目標とする誤差性能に対して、既存のフレームカメラによるVOよりも低いフレームレートで動作可能。
新規性
・Direct法による輝度バンドル調整を含めた、イベントとモノクロフレームを組み合わせた単眼6自由度VOの初の定式化。
・投影点の正規化された輝度変化を最小化する、疎な画素の集合を用いたカメラ動作の追跡。
・既存のイベントのみのVO及びフレームのみのVOを凌駕する性能を実現。
・高品質なイベント、カラーフレーム、IMUデータを含む新たなデータセット構築。
結果
・既存イベントVOとの比較
EDSはIMUやステレオを用いない方法であるが、それらを用いたESVO、USLAM、 EVO の方法の性能を上回った。
・既存フレームVOとの比較
並進誤差は,ORB-SLAMよりも良好であり,平均的に最良性能のバンドル調整を伴うステレオORB-SLAMりもわずかに悪い程度。DSOと同様の性能を示した。
回転誤差に関しては、EDSはベースラインと同等性能。
その他(なぜ通ったか?等)
・Code & Dataset & Video
https://rpg.ifi.uzh.ch/eds.html
・欠点
この手法の限界として、イベントはHDRであるが、フレームは必ずしもHDRでないため、コントラストノイズに対して脆弱である。
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