#579
summarized by : Anonymous
Online Learning of Reusable Abstract Models for Object Goal Navigation

どんな論文か?

未知の環境における概念モデルと学習に関する新しいプロセスの提案である。対象は目標到達ナビゲーションタスクとする。概念モデルは有限状態オートマトンで構成される。この概念モデルを基に学習は行動を実行した際、状態への到達度により行い、作成したモデルを確保してよいものがあった場合は更新して、再利用する。このようなプロセスを実行することで、目標到達ナビゲーションタスクで、効果的な結果を得ることができた。

新規性

画像情報、深度情報から状態を生成、SLAMを利用して姿勢と距離情報を生成する。状態から概念モデル構成し、過去のものと照合して最も良いモデルを選択後、経路を算出する。姿勢と距離情報から環境マップを生成、経路を算出する。両方から得られたもので最も良いものを採用する。これを盲目的に行うハード戦略と、目標付近まで到達できたか、緩和条件で終了を考慮するソフト戦略を利用してナビゲーションタスクを実現する。

結果

実験方法は、目標へのナビゲーションタスクとする。評価モデルとしては、ANS(Active Neural SLAM)をベースとして、本研究において定義した、ハード戦略を組み合わせたもの(ANS+HP)、ソフト戦略を組み合わせたもの(ANS+SP)、両方を組み合わせたもの(ANS+SI)とする。結果として、ANS+SIがANSよりも全体的によくなり、本研究で示した手法が有効であることが分かった。

その他(なぜ通ったか?等)