#515
summarized by : Anonymous
CVF-SID: Cyclic Multi-Variate Function for Self-Supervised Image Denoising by Disentangling Noise From Image

どんな論文か?

ノイズ除去の学習にクリーンデータを用いない自己教師ありデノイジングの手法.入力されたノイズ画像からクリーンデータと信号に依存するノイズ、独立なノイズの3つを出力し、この出力を組み合わせを変えて繰り返し入力し、得られた出力から適切な損失を計算して学習する.この手法はノイズ分布を事前に得る必要がない.
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新規性

ノイズ画像Aをクリーン画像B,信号に依存するノイズC,依存しないノイズDを用いてA=B+(A**gamma)*C+Dと表している.gammaはCの依存度を示すハイパーパラメータである.モデルは入力されたAからB'を出力するネットワークと(A-B')を入力としてC'とD'を出力するネットワークの2つで構成される.B',C',D'を組み合わせて複数の画像を生成しこれを用いた損失も計算して学習を行う.

結果

自己教師あり学習を用いたデノイジング手法であるNoise2VoidやNoise2Self,NACと比較して2つのデータセットにおいてPSNRは高い値を示しておりSSIMについてもSIDDの結果では最も高い精度を示した.また、1度目の学習後に推論で得られたデータを用いて再度新しいモデルを学習するとさらによい結果を得られた.

その他(なぜ通ったか?等)