#408
summarized by : 角田良太朗
BokehMe: When Neural Rendering Meets Classical Rendering

どんな論文か?

従来の古典的レンダリングによる人工ボケ生成はカーネルサイズや玉ボケのコントロールがしやすい一方物体境界にアーティファクトが出やすい。他方neural renderingによるボケ生成は境界が自然な一方controllabilityに欠ける。そこで本論文では境界部分に限りneural renderingのボケを採用することで両者のいいとこ取りを実現する。
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新規性

古典手法とdeep learning手法の融合からしてボケの文脈においては新しいが、古典手法で物体境界が失敗する原因をocclusiionからの寄与にあると分析し、エラーが生じる領域を定式化している点も評価が高い。

結果

合成テストデータを用いてPSNR/SSIMを見ることにより他手法を上回る精度であることを実証。User studyによる評価でも既存手法およびiPhone12を上回ることを確認。

その他(なぜ通ったか?等)

https://github.com/JuewenPeng/BokehMe