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#569
summarized by : Takeru Oba
どんな論文か?
運転操作の模倣学習において,従来は運転操作を記録してある車のデータのみを学習に用いていた.一方で人間などは,実際の運転操作を知らなくても,運転されている車を見るだけで,運転操作の学習に活かすことができる.そのため,本手法では,運転操作が記録されたデータに加えて,運転操作が記録されていない車を観測したデータから,追加の学習データを作成する方法を提案した.
新規性
観測データのみだと,ステアリングなどの運転操作は分からない.しかし,観測データ(LiDAR)から,車の位置の軌跡は分かるので,ネットワークは位置を予測する.また,対象の車のセンサーデータ(LiDAR)は未知であるため,センサーを付けた車の観測データから,対象の車のセンサーデータを予測する.その際に,センサーがある車から観測できない領域をネットワークに与えることで,モデルの学習を促進する.
結果
CARLA benchmarkとNoCrash benchmark で運転の成功率の変化を調べた.提案手法で学習データを増やすことで,運転の成功率が向上することが確認できた.また,観測できた領域をネットワークに与える際に,early fusionかlate fusionのどちらが優れているかを検証し,本手法においてはlate fusionのほうが良いことを示した.
その他(なぜ通ったか?等)
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