#552
summarized by : Shigekazu Takizawa
Attention-Guided Image Compression by Deep Reconstruction of Compressive Sensed Saliency Skeleton

どんな論文か?

深層学習を利用した画像のデータ圧縮のための新規手法を提案している。JPEGなどの従来手法で圧縮した画像からCNNによってサリエンシを求めることで重要な部分を特定し、重要個所は圧縮センシングによって正確に復元することで、視覚的に質の高い画像圧縮を可能にしている。
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新規性

重要な箇所(Region of interest, ROI)に注目して画像圧縮する技術は既にあったが、ROIの範囲が広く、メモリーを広いROIの各ピクセルに均等に振り分けてしまっていた。本手法では、さらに絞った範囲のサリエンシにのみ注目することで、メモリー効率を上げている。また、出力に圧縮センシング的な制約をかけたCNNの学習は初だと主張している。

結果

Portraitデータセットと、DUTS(色々なもの・人の画像)データセットにおいて、従来手法よりも、同じ圧縮率において優れたPSNRを示した。

その他(なぜ通ったか?等)