#547
summarized by : Akihiro FUJII
A Second-Order Approach to Learning With Instance-Dependent Label Noise

どんな論文か?

先行研究ではモデルの予測の期待値を用いた損失関数で、ラベルの間違い(noisy label)に対処しているが、共分散の情報を用いるCALを提案した。また、共分散項が完全に推定できないより現実的なケースについての理論も示している。CIFAR10/100, Clothing-1Mで効果を示した。

新規性

ラベルの間違いは、個々の通常データの難易度に依存しているが、先行研究の多くは、ラベルごとにノイズの大きさを仮定している。共分散の情報を用いて、データ毎のラベルノイズ下での分類器の期待されるリスクをクラス依存のラベルノイズのみのリスクに変換する新しい損失関数CALを提案。

結果

CIFAR10/100, Clothing-1Mで効果を検証し、既存手法より優れていることを確認した。

その他(なぜ通ったか?等)

https://github.com/UCSC-REAL/CAL