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#463
summarized by : Masanori YANO
どんな論文か?
人物の検出と人物再同定(Person Re-Identification)を組み合わせた探索(Person Search)のタスクで、検出にアンカーを使用しないアンカーフリーの枠組みを達成し、人物再同定のための埋め込み表現もネットワーク構造の内部に取り込んだ手法。
新規性
アンカーフリーの物体検出のFCOSをベースにDeformable Convolutionを追加し、特徴マップが埋め込み表現も兼ねるネットワーク構造で、埋め込み表現の損失関数に温度付きSoftmaxとTriplet Lossを組み合わせたAlignPSを提案した。
結果
ImageNet Pre-trainedのResNet-50をバックボーンとして使用し、CUHK-SYSU及びPRWのデータセットで評価を行い、One-Step(End-to-End)の従来手法を上回る結果。AlignPSのバックボーンにもDeformable Convolutionを取り入れたAlignPS+は精度が少し向上し、Two-Stepの従来手法に匹敵する結果。
その他(なぜ通ったか?等)
アンカーフリーの利点が大きいかは疑問に感じるが、すっきりとしたネットワーク構造を提案し、明確な性能向上を示したため通ったと考えられる。MMDetectionをベースとした実装( https://github.com/daodaofr/AlignPS )が公開されている。
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