#444
summarized by : Masanori YANO
Single Pair Cross-Modality Super Resolution

どんな論文か?

撮影機材や位置が異なるペアの画像を一組だけ使用する超解像で、高解像度の画像に含まれる情報を活用する手法。
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新規性

ペアの画像のうち、高解像度の画像に学習可能な変形を加えてから双方のサイズを合わせて特徴抽出することで、低解像度の画像に対する超解像を実現するCMSRを提案した。

結果

撮影位置が異なるカメラ画像とサーマル画像を一枚ずつ入力として、4倍の超解像におけるPSNR及びSSIMの評価を実施し、従来手法を上回る結果。既存のデータセットを使用した比較でも、ほとんどの場合に従来手法を上回る結果。

その他(なぜ通ったか?等)

視覚的にアピールする見せ方と、要所を押さえた実験結果により通ったと考えられる。なお、実験はGeForce GTX 1080TiのGPU一個のみとの記述があり、計算資源も考慮に入れて課題設定を行った様子が見受けられる。