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#433
summarized by : Naoya Chiba
どんな論文か?
点の移動ベースで欠損のある三次元点群の補完を行う手法の提案.入力された部分点群からPointNet++で特徴量を計算し,ランダムなノイズベクトルと結合した上でShared MLPで点の移動ベクトルを出力する.この処理を反復して適用し全周点群を構成する.点の移動の履歴を利用して次の移動ベクトルを推定するため,点ごとに特徴量を再帰させる.
新規性
入力点群を反復的に移動することにより部分点群から全周点群を推定するというアプローチが新規.このときに点の移動を再帰的に更新するため,GRUを参考にしたRNNのモジュールを提案している.推定する点群の移動が大きくなりすぎないよう,EMDによるロスと各移動のL2ノルムによるロスを用いることで制約する.
結果
Completion3Dで検証し,既存手法と比較して遜色のない推定性能を達成.提案したモジュールの構造やハイパーパラメータに関するAblation Studyも記載.
その他(なぜ通ったか?等)
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