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#399
summarized by : Shoma Iwai
どんな論文か?
画像に物体を違和感なく合成することを目的とする.この論文では,前景(合成する物体)のスタイルが背景(画像)のスタイルに合うように変換を行うRAINという手法を提案する.具体的な処理はAdaINに近い.背景の特徴マップの統計量(平均・分散)を使い,前景の特徴マップをアフィン変換する.モデルはU-Net構造で,デコーダ側でRAINが使われている.多くのデータセットでSOTAを達成した.
新規性
- 物体合成を背景→前景のスタイル変換として捉え,明示的にスタイルを揃える仕組みを導入
- 新しくRegion-aware Instance Normalization (RAIN)を提案
- 定量的・定性的に既存手法を上回りSOTAを達成
結果
- Ground Truthが存在するデータセットではPSNRによる評価を行い,4/5のデータセットでSOTAを達成
- Ablation Studyによって,このタスクでは提案手法RAINが他の正規化手法より優れていることを確認
- 合成する物体のサイズに依らず高い性能を示した
- User Studyでも既存手法より高い評価を得た
その他(なぜ通ったか?等)
github: https://github.com/junleen/RainNet
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