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#384
summarized by : Masanori YANO
どんな論文か?
鏡の位置をセグメンテーションするタスクで、深度マップを活用することで精度を向上させた論文。鏡に対する深度マップは真値を返さないが、鏡の境界部分で不連続な深度となるため、それを手がかりとしている。
新規性
既存のRGB-Dデータセットから鏡が映った3,049枚のデータセットを構築し、RGB画像と深度マップを入力としたピラミッド構造のCNNで鏡のセグメンテーション結果を返すPDNetを提案した。
結果
構築したデータセットで、セマンティックセグメンテーションなど27種類の従来手法と精度の比較を行い、PDNetは従来手法を大きく上回る結果。計算規模や実行時間に関しても、PDNetは従来手法と同等または優位な結果。
その他(なぜ通ったか?等)
必要となるデータセットから構築したことと、深度マップを活用するネットワーク構造を提案して性能向上を示したことで通ったと考えられる。同じくCVPR 2021採択の「Mirror3D」と似た着眼点で、プロジェクトページ( https://mhaiyang.github.io/CVPR2021_PDNet/ )が公開されているが、データセットや実装は未公開の状況。
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