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#363
summarized by : Takehiro Matsuda
どんな論文か?
Salient Object(周囲から目立つ)とCamouflaged Object(周囲にカモフラージュ)の両方を対象にしたタスクを統合したネットワークにより、ピクセルレベルで高精度な認識を行う。
新規性
Saliency用とCamouflage用のエンコーダーを用意し、Similarity measureモジュールによりそれぞれの特徴のlatent spaceでの類似度を計算し、エンコーダーを更新する。attention module、Adversarial learningを導入したPrediction decoder、Confidence estimationにより推定する。
結果
Salient用にDUTSデータセットを拡張したデータで学習し、Camouflage用にCOD10Kデータセットで学習した。Salience用にDUTS, ECSSD, DUT, HKU-IS, THUR, SOC、
Camouflage用にCAMO, CHAMELEON, COD 10Kの各データセットでテストし、全て既存手法を上回る性能を示した。
その他(なぜ通ったか?等)
従来は対象がSaliencyかCamouflageかで別れたタスク(データセット)とされていたが、統合したネットワークを提案することで両方の対象の可能性があるデータが入力されても精度よく識別できる有用性がある。
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