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#293
summarized by : 小林 範久
どんな論文か?
密集した群衆をトラッキングするために頭部に注目した論文。密集することで生じるオクルージョンなどの問題を頭部に着目することで回避しようとしている。頭に対してアノテーションされた新たなベンチマークデータセットの提供と新しい評価指標 IDEucl、ベンチマークデータセットのベースラインとなる高性能モデルの提案を行っている。
新規性
① 密集した群衆の中で歩行者の頭部を追跡するためのアノテーションされた歩行者の頭部を含む新しいデータセット CroHD の提供。
② より精確にトラッキングし続けたことを測るための新たな評価指標 IDEucl の提案。
③ CroHDのためのベースライン頭部検出器HeadHunter 及びトラッキングモデル HeadHunter-Tの開発。
結果
既存の頭部検出用のベンチマークデータセット SCUT-Head と新たに提供する CroHD に対して既存のSOTAモデルとHeadHunter 及び HeadHunter-Tを比較した。頭部検出及びトラッキングの双方で論文提案モデルである HeadHunter と HeadHunter-T は SOTA を達成した。
その他(なぜ通ったか?等)
Homepage: https://project.inria.fr/crowdscience/project/dense-crowd-head-tracking/
Github: https://github.com/Sentient07/HeadHunter
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