#229
summarized by : Masanori YANO
Semantic Image Matting

どんな論文か?

画像切り抜きのタスクで、人物や物体の種類ではなく、材質などに着目して細分化したデータセットと、細分化に合わせたネットワーク構造によって精度を向上させた論文。
placeholder

新規性

画像切り抜きのため、材質などに着目した20種類のクラスで前景と背景のデータセットを整備し、また20種類に対応させて識別を行うMulti-Class Discriminatorを含むネットワーク構造を提案した。

結果

提案したデータセット、Adobeの画像切り抜きデータセット、alphamatting.comのベンチマークで精度に関する評価を行い、従来手法を上回る結果。また、実世界の画像でも従来手法との定性的な比較を実施し、より正確な出力を得ている。

その他(なぜ通ったか?等)

画像切り抜きの精度向上の手段に踏み込み、データセットも整備したため通ったと考えられる。ただし、現時点では、実装及びデータセット( https://github.com/nowsyn/SIM )については「Under construction」となっている。