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#223
summarized by : Takahiro Kushida
どんな論文か?
晴れた日の空が持つ偏光の性質を利用して物体の法線をピクセル毎に復元する手法を提案.材質が均一で太陽の位置が既知であれば最低1枚の偏光カメラの画像から法線を推定できる.また,太陽の位置が異なる2枚以上の画像があれば不均一で太陽の位置が未知でも推定できることを示した.
新規性
物体表面の反射光の偏光状態を鏡面反射と拡散反射に分けてモデル化し,太陽光のレイリー散乱で生じる偏光状態をモデル化することで,太陽光が物体で反射してカメラで観測される光をモデル化.観測とモデルの誤差のL2ノルムを最小化する最適化問題を解くことで物体の法線を推定する.
結果
異なる材質(アルベド・鏡面反射・拡散反射の割合等が異なる物体)を計測し,真値と比較.実環境において法線の推定ができることを示した.
その他(なぜ通ったか?等)
[Project page] https://vision.ist.i.kyoto-u.ac.jp/research/sfs/
晴れた日の空の偏光状態から物体の法線を推定できることを示した初の論文.
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