#200
summarized by : Takahiro Kushida
Mask-ToF: Learning Microlens Masks for Flying Pixel Correction in Time-of-Flight Imaging

どんな論文か?

ToFカメラによる距離計測で生じるFlying Pixel(FP)を低減する手法を提案.物体の境界付近をToFカメラで計測すると,一つのピクセルに手前と奥の両方の反射光が入射するため,距離を誤計測する.この誤計測したピクセルをFPと呼ぶ.これに対し,ピクセル毎に異なるsub-apartureマスクで入射光を光学的に変調し,CNNによってデコードする枠組みを提案.学習により最適なパターンを生成する.
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新規性

- sub-apartureを考慮した微分可能なAMCW ToFシミュレータを開発 - sub-apartureマスクで得られる画像をデコードするネットワークを提案し,さらに最適なマスクのパターンを学習により生成.

結果

プロトタイプを開発し,マスクなし,すべてのピクセルで直径が同じマスク,提案手法によって生成したマスクで結果を比較.提案手法による結果が最もFPを低減できることを示した.

その他(なぜ通ったか?等)

Project Page: https://light.princeton.edu/publication/mask-tof/